3分でわかる!夏目漱石『こころ』あらすじ紹介!!

今回は夏目漱石の『こころ』のあらすじ紹介したいと思います。

私ががあらすじを書く理由についてはこちら:私があらすじを紹介する理由

では早速、夏目漱石の『こころ』のあらすじを紹介したいと思います。

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夏目漱石『こころ』あらすじ

登場人物

     主人公・大学生
先生   「私」が先生と呼ぶ男性
奥さん   先生の奥さん
K     先生の大学生時代の親友、あることがきっかけで自殺する
未亡人   先生が大学時代に下宿したところの主人
お嬢さん   未亡人の娘。先生と結婚して奥さんになる

あらすじ

私は友人に誘われて鎌倉に海水浴に行き、そこで先生と出会います。
私はなぜか先生に惹かれ、そこから交流が始まります。

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鎌倉にいたとき、今後先生の家を訪ねても良いという許しをもらっていたので、
私は先生の家を訪ねます。

一度目は先生が不在で会えず、
二度目の訪問で、先生の奥さんから先生が墓地に行っていることを伝えられます。

結局その日は私は墓地近くの喫茶店で先生と出会いますが、
誰の墓参りに行っていたのかも話そうとはしませんでした。

ですが先生はその墓地に定期的に通っているとのことでした。

また、先生は私に対しても打ち解けることはなく、
それは奥さんに対しても同じでした。

ある日私は奥さんから、
先生は昔は明るい人だったという話を聞きます。

なぜ他人に心を開かなくなったのか?

その理由は奥さんもわからないようでしたが、
先生の大学時代の親友が死んでから変わってしまったということでした。

そのあと私は母から、父親が病気であるという知らせを受け田舎に戻りますが、
父親は大丈夫そうだったので、私は東京に戻ります。

そして、そのあと先生に父の病状についての話をしたときに

「父親が亡くなる前に財産をもらっておいた方が良い」
「普通の人間がある日突然悪人になる」

という忠告を受けます。

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そのあと私は学校を卒業、卒業証書を見せるために故郷に戻ります。
父は元気なようで、故郷で何気ない日々を送り、
就職のために東京に戻ろうとした直前、父の体調が急激に悪化します。

いよいよ父が予断を許さない状況になってきたとき、
先生からかなり重い手紙の束が届きます。
時間がない中、読まずに手紙のページだけをめくっていくと、最後の方に
「あなたがこの手紙を読むとき私はこの世にいないでしょう」
という文が目に入りました。

これを見て私は先生からの手紙をもって汽車に飛び乗ります。

そして汽車の中で、私は先生の手紙を読み始めます。

la178 手紙には、先生の過去が語られていました。

話は先生が大学生だったときにさかのぼります。

先生は早くに両親を亡くしましたが、
両親の残した遺産があり、叔父が面倒を見てくれたおかげで
不自由なく学生生活を送っていました。

しかし数年後、先生は信頼していた叔父が両親の遺産を奪い、自分を裏切っていることに気づきす。

これが、私に「普通の人間がある日突然悪人になる」という忠告をしたきっかけになる出来事だったのです。

この出来事のあと、先生は東京で新たな下宿先を探し、
未亡人とその娘さん(お嬢さん)の家に下宿することになります。

ここで先生は2人と心を通わせ、
やがてお嬢さんに心惹かれるようになります。

先生には、大学にKという友人がいました。

先生はKを自分の下宿先に誘い、一緒に住むようになります。

そしてある日Kから、
お嬢さんに好意があることを打ち明けられます。

Kがお嬢さんに気があることは先生しか知りません。

焦った先生は、未亡人にお嬢さんと結婚したいことを伝え、未亡人もその申し出を受け入れます。

先生はお嬢さんと結婚することをKに話すことができず、結局Kはその話を未亡人から聞き、自殺してしまいます。

Kは遺書を残していましたが、そこには自分の死が先生のせいだとは一切書いてありませんでした。

しかし、先生はKの自殺は自分のせいだと思い、自分を許せないまま生きていたのでした。

手紙には懺悔として死ぬ決心をしたこと、
その前に自分の過去を誰かに知ってほしくて手紙を書いたことが綴られていました。

まとめ

先生は、
自分が裏切られて傷ついたのに、
友人に同じことをしてしまい、自殺までさせてしまったことを後悔していました。

ここまで大きな出来事でなくても
自分がされて嫌だったことを他人にしてしまったことってありませんか?

名作と呼ばれる作品では、人間の普遍的な悩みが取り上げられていることが多いです。

本を読むときは、本自体のテーマを探しながら読んでいくとストーリーを見失わずに読み進めることができますよ。


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